光パスコミュニケーションズ 映像遅延測定ユニット DPN2011B

DPN2011B
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・遠隔で会議を行う場合、映像遅延はスムーズな会議進行の妨げになることが体感されます。また遠隔映像でロボットや重機を操作する場合、映像遅延は視覚と操作のずれを大きくし作業の危険を高めることになります。さらにヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、HMD)で映像を見る場合、映像遅延はいわゆる「VR酔い」の原因となります。本ユニットは伝送方式のいかんにかかわらず、映像撮像・伝送・表示システムで映像遅延時間を正確に測定するための機器です。

・本ユニットの持つ点滅するランプ(LED)を被測定システムのビデオカメラで撮像し、被測定システムのビデオモニタ上に表示されるLEDの明滅を、本ユニットのフォトダイオード(PD)で観測します。

・LEDへの印加信号(トリガ信号)とPDの明滅信号の時間差を専用ソフトウェア「AccuLatency」がインストールされたPCから制御されるオシロスコープで測定し遅延時間の自動取得、データ記録が可能です。

■仕様

ハードウェア構成 本体、LED、PD、波形観測部(PicoScope 2206B)
遅延時間測定範囲 1ミリ秒〜4秒(分解能1ミリ秒)
測定システム遅延時間 0.1ミリ秒以下
LED(光源)点滅時間 250ミリ秒〜16秒
測定横軸時間範囲 200ミリ秒〜5秒
ソフトウェア Windows PC用 AccuLatency
電源 PCのUSBポートから供給
外観寸法(W×H×D) 135×35×100mm:本体(突起部含まず)
135×19×104mm:波形観測部(突起部含まず)
重量 230g:本体(ケーブル含まず)
160g:波形観測部(ケーブル含まず)